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はじめに
ヴィンテージブライスとは、1972年にアメリカのケナー社から、1年間だけ発売されたお人形です。当時は国内でも、トミーが「魔法のひとみアイアイちゃん」として、パッケージとアウトフィットを変えて販売していました。長い間一部のコレクターにしか知られていなかったお人形ですが、ジーナ・ガランさんの写真集のモデルとして一躍脚光を浴び、2001年にはタカラからレプリカ「ネオブライス」が発売され、いまや世界中にファンを増やし続けています。
おもちゃ屋さんで手に入るレプリカにくらべ、ヴィンテージブライスは、主にオークションで手に入れるしかなく、またその相場価格は10万円前後〜40万円くらいと高額でもあるため、ちょっと敷居が高いイメージがあるかもしれません。それにも関わらず、レプリカにはない独特の魅力があるために、たくさんの人がヴィンテージブライスを集めているのです。
このサイトはこれからヴィンテージブライスを手に入れようとしている方に、少しでも役に立つようにと思って作りはじめましたが、個人で収集した情報を元にしていますので、完璧な情報ではありません。いろいろな方の協力を得て更新しておりますので、ここが間違ってるよとか、こんなブライスを持ってるんだけどなど、お気軽に情報をお寄せください。
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【ブライス関連オススメ書籍】
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「this is Blythe」
ヴィンテージの魅力がたっぷり詰まったジーナ・ガランの写真集。全てはこの一冊から始まりました。
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「bean’s vol.4」
箱入りのヴィンテージブライス、アウトフィット、幻のアイアイちゃんまで網羅した充実の内容。
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「Barbie Bazaar,August 2001,Vol.13,Issue.4」
早い時期にヴィンテージの特集を組んだ号。写真も多く英語が苦手でも楽しめます。
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レプリカとヴィンテージの違いとは
最初期のレプリカはリカボディを使用していたため、ヴィンテージとはボディサイズに違いがありましたが、「ミス・アニバーサリー」以降の標準となった、エクセレントボディから、ほぼヴィンテージと同じサイズのボディに変更されました。また、「ベリーインスパイアードバイパウワウポンチョ」から採用されれている、スペリオールボディでは、頭形、瞳を含む、頭部全体の構造変更が行われています。
このように、ヴィンテージを再現すべく多くの改良が加えられてきたレプリカですが、髪質、肌の色、アイホールの形など、細かい点でまだ多くの違いが見られます。
1972年当時とは使える原料が違うこともあり、発売から3年経ってもなお、完全な復刻はなされていません。
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↑進化を続けるレプリカブライス。2004年から、新たにアシュトンドレイク社のアメリカ版レプリカブライスも発売され、今後の進化が注目されます。(写真左:エクセレントボディのレプリカ、写真右:ヴィンテージ)
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